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2008年10月16日

アイソトープ。

朝焼けに在った生まれては消える光の粒が
 
透明な瞳に降り立つ刹那の音が
 
心臓へ届く距離と君の其れとはどれ程遠い
 
色褪せるまでの三秒をカウント
 

2008年10月14日

御意。

火照った身体を殴り描いて 放り投げた夢と照らす
冷えた優しさを覚えても 淡く光る月に同じ
 

2008年9月10日

A。

置いてきた白 身に付いた黒 それを包み込む青
   

2008年9月 1日

沈んだ町の便り。

ポロポロ零して溜まった水溜りに
地図の町のその景色は沈んでしまった
 
宛先のない住所には手紙は届くこと無く
それが沈んだ先で文字は濡れて泳いで行ってしまった
 
やがて乾いた水溜りに散ったその言葉を
誰かが拾い集めておいてくれたらしいと噂に聞いたが
 
それらはもうもとの姿のままではいられずに
すでにいろんな意味を失ってはいたけれど
 
水溜りは水溜りのままではいられないことも
あわせて知った季節の先に
 
パズルのように言葉を繋げて小さく祈る
子供のような心をどうか赦してやって欲しい
 
次は雪が積もる季節が近いことを
彼は未だ知らずにポストの前で待っているのだから
 

2008年4月20日

Countdown meltdown。

見えるものの全てが
 
触れるものの全てが
 
記しあるものの全てが
 
 
留まれない者が仰ぐ世界。
 
破壊されるんだ駄目な物全部。
 
 
見えるものの全てが
 
触れるものの全てが
 
記しあるものの全てが
 
 
進むべき者が歩む世界。
 
教授されるんだ最愛の者全部。
 
 
釣り合っていない天秤の塔。
 
そのスイッチを押せ。
 

  tokyotower

2008年2月18日

Starlight。

I will be chasing a starlight
Until the end of my life
I dont know if it's worth it anymore
 
Lets conspire to ignite
All the souls that would die just to feel alive
 

2008年2月10日

Pocketful of joy。

人生には時折買い戻さなくてはならない心があって、
「後悔」とは、前を向いたときに使える言葉だ。
 
Everytime you think of something
I'm waiting there
I'm always ready for you
No matter what
 
穴の空いていいポケットなんかない。
 

2008年2月 6日

No More Angels。

その闇に巣食う悪魔に首輪を掛ける、その覚悟。
 
宛ら鏡越しで天使を狙うのか。
 

2008年2月 5日

さよなら。

その涙で生き永らえる偽りの庭園。
 
主人に背いた俺は、狂った花でも馬鹿でもいい。
 
願いよ今、この手を導け。
 

2008年1月30日

レム。

息継ぎをした日から始まっていた
 
心奥深く、揺れる水面は雪の果て
 
心唯浅く、零れる水滴は夏の影
 
そこさえもいつか泳げるのなら、窒息もしないだろう
 
肺に溜まるそれと一緒に、絶対さえも溶けてしまうから
 

2008年1月28日

序章。

「必死でやります」
 
そう答えた瞬間から夜は明け、
喉から飲み込んだ槍は、芽吹き、木に変わった。
 
アダムが林檎を食べたところで、
世界は最初から其処に存在しなかったかもしれない。
ひょっとしてイヴも最初からいやしなかったかもしれない。
 
それでも、仮に林檎が嘘で出来ていても、
この人生、必ず死ぬからには、
この花は必ずその心に実らせたいと想ってるの。
 
彼はその林檎を食べる強さで微笑える。
 
人は_
 
生きる為に育てた筈の林檎の木に、
その夏の為だけに農薬を撒いてやしないだろうか。
収穫の時間を惜しんで、根こそぎ切ってやしないだろか。
 
「生業」と「仕事」。
 
その違いを忘れちゃならない。
 

2008年1月27日

Stockholm Syndrome。

小さなことに心を奪われた過去は、
それを失わない大きな活力と智恵を未来に託す。
 
_仮令、愛だろうと憎悪だろうと。
 
もうそろそろ時間だ、物語の続きを話そうか。
 
Look to the stars
Let hope burn in your eyes
And we'll love and we'll hate and we'll die
All to no avail, all to no avail
 

2008年1月16日

コタツムリ。

日の当たらない道路には
いつもでも溶けない雪が在って
 
どこか肌寒さを感じながら生活していた。
 
札幌から帰って来る途中、ついうっかり鞄に入れて
持って来てしまったのかと考えてはみたものの、
どうやらそうではないらしく。
 
どこの国にも、どの町にも雪は降る。
 
今年はもう降り始めたのか。
雨に変わってしまったのか。
 
どれくらい降るのか。
どれくらい積もるのか。
 
すぐに溶けてしまうのか。
未だ春まで残るのか。
 
ただそれだけのことであって、
いつかその雪も溶けるって事を教えて貰った。
 

2007年12月22日

品格。

物事を選りすぐって生きるのが三流。

物事に選りすぐられて活きるのが二流。

物事の選りすぐりの傍らで活きるのが一流。
 

2007年12月21日

unconditional。

命の上に胡坐を掻くな。
 
「人間は平等だ」なんてデタラメを言うな。
鶏肉に摘めた紙切れを捨ててしまえ。
 
こんな体はただ偶然此処に生まれたにしか過ぎない。
 
そこで本当の命を得られるのは、感謝と敬愛の力。
そして、己の意思のみ。
 
命の上に胡坐を掻くな。
 
だってオマエは今、
何をすべきか本当は知っているはずだろう。
 

2007年12月19日

それ以上でも、それ以下でもなく。

愛が、其れに答えるかの様に愛を生み、
憎しみが、其れに潰されんが如く憎しみを生む様に。

「等価交換の法則」
此の世の全てはそれ以上でもなく、それ以下でもない規律で巡っている。
 
乾いてしまう、昨日の涙も
貴方の名前の下ではそれ以上でも、それ以下でもない事実に変わる。
 
その名の下に咲く花を
誰が摘んで良い訳ではないけれど、
撒ける種が実る頃は、そっと何処かの傍らに置いておけば好い。
 

2007年9月 4日

Gallery Fake。

買うのは自分でも、額縁を選ぶのは他人。
 

2007年9月 2日

MONSTER。

小さい頃、子供はみんな王様で、お姫様だった。
 
儚くて簡単に壊れてしまいそうな、
見ていて途轍もなくギュっとしてあげたくなる程無垢なんだけれど、
 
そのお城には綺麗な立派な花が咲いている。
 
でも怪物もいて、彼らが大きくなるのと一緒に大きくなるんだ。
 
そして気付けば怪物に花や冠を奪われてしまっていて、
怪物の顔はかつての王様やお姫様と似ている事実に驚く。
 
闇に巣食う怪物から王冠を取り戻す努力よりも、
王冠がない王様やお姫様がそう名乗れる事の方が大事だ。 
 
 
例え裸の王様だとしても、本物と事実は違うという事。
 

2007年7月16日

the cardsharp。

I know that the spades are swords of a soldier
I know that the clubs are weapons of war
I know that diamonds mean money for this art
But that's not the shape of my heart
 
He may play the jack of diamonds
He may lay the queen of spades
He may conceal a king in his hand
While the memory of it fades
 

2007年6月 4日

untitled。

指先や唇がこんなにも柔らかいのは、
人が人の音を聞く為、あまりにも壊れ易く出来過ぎた。

その指先が何かに触れるのを恐れるのは、
人が人の音を聞く為、あまりにも壊れ易く出来過ぎた。

硝子には硝子じゃなきゃ触れやしないから。
だからアンタも壊れない。
 

2007年5月 8日

体感。

 
それが最後だといいのにと。 
覚める熱や夢が怖いなら、いっそそれと同じものを見たらいい。
 

2007年5月 6日

スワン。

白鳥はスワンボートに憧れた。
スワンボートも白鳥に憧れる。
 
飛べる翼を抱えたまま、
バタ足バタつかせて静かな顔をして泳ぐ。
 
翼がこんな夜に溶けてしまわないよう
月の傍らそっと、飛んで御覧。

2007年4月 8日

蝶の口。

窓で切り取った額縁の
  
蝶が華から華へ飛ぶ様をぼんやりと眺めた午後に
  
その短い生涯で
 
一輪の華の蜜を果たして飲み干す事が出来るのだろうかと思うほど
 
蝶の口ははるかにちいさい
 
その次の人生で飛ぶ先は
 
罪を忘れるためなのか それとも愛を共有する為なのか
 
その口の大きさに 彼は気付いているのだろうか
 
 

2007年3月29日

サクラサク。

サクラサク

淡い桃色の雪を咲かす木。
 
コンクリートジャングルの隙間を縫って
 
舞う。舞う。舞う。
 
それは淡い桃色の雪を空に降らす木。
 

2007年3月22日

Metalingus。

I needed somewhere to hang my head 
Without your noose 
You gave me something that I didn’t have 
But had no use 
I was too weak to give in 
Too strong to lose 
My heart is under arrest again 
But I’ll break loose 
My head is giving me life or death  
But I can’t choose 
I swear I’ll never give in 
I refuse 
 
Is someone getting the best of you?
Has someone taken your faith?
It’s real, the pain you feel
Your trust?
You must confess
Is someone getting the best of you?
 
I’ve got a another confession, my friend 
I’m no fool
I’m getting tired of starting again 
somewhere new
Were you born to resist or be abused? 
I swear I’ll never give in-I refuse 
Is someone getting the best of you?
 
While I am sleeping at that time,
Make you repent of having not killed me
to the bottom of an infernal flame .
 

2007年3月20日

アリス。

あの日僕のまぶたの裏から逃げていったウサギを
 
どうやら誰かが捕まえてしまったらしい。
 
生き物を飼う事になれていない僕は
 
どうやら水をやる事さえ忘れていたらしい。
 
あなたが彼の面倒を看てくれなければ
 
僕はどこかから水を汲んで来なければならなかったんだ。
 
でももう少し、彼を預けておきます。
 
ありがとうを引き換えに
 
あなたのウサギを一緒に連れ去る日まで。
 

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