2008年2月 8日
CORANDOM 01 「技能五輪」。
久々にコラム調(辛口)。
あまりテレビは見ない方ですが、
NHKの番組が結構好きで、先日こんな番組を見ました。
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『技能五輪に挑んだ若者たち』
技能五輪とは、2年に1度の「職人たちのオリンピック」。
自動車板金や機械組立て、建具や石工、
さらには洋菓子製造や西洋料理など、
47種目で「世界一」を決める。選手は22歳以下の若者に限定。
若き職人が集う大会は、世界の「ものづくり」の未来を占うと注目される。
今回、日本が送り込んだ代表選手は51人。
厳しい訓練を重ねて手仕事の腕を磨きあげた若き職人たちは、
期待とプレッシャーを背負って世界の強豪に挑んだ。
そして日本は見事、金メダル16個を獲得。
参加した46の国・地域の中でトップに輝いた。
表彰式では号泣する者も続出、まさに「汗と涙の青春ドラマ」が繰り広げられた。
若者の「技術離れ」が言われる今、
なぜ選手たちはそれほどまでに情熱を傾けるのか?
抜粋:http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0114_4.html
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下衆なコメンテーターに、有りがちなスポコン青春系番組かと
なんとなく眺めていたのだが、ところがどっこい流石NHK。絶賛。
スポーツ選手とは違い、ごく普通に生活している職人(候補)にフォーカスし、
その生活背景から職業、五輪までの軌跡をドキュメント形式で紹介していた。
決して派手では無いながらも、20代前半の彼等が挑む、
僅かなミリ単位の世界に臨む姿勢は涙さえ覚えるくらい感動的でした。
番組中に所々出てきた「心技体」という言葉。某武道有段者の自分でさえ、
心を鍛えられた人間は、こんなにも惜しげもなく素晴らしいのかと驚くほどで。
造る(技術)だけではいけないのだということを、改めて考えさせられた番組でした。
「需要が少ないものに注力する努力をするなら、
消費者のニーズを知り、応えるための努力をすべきだ」
など、ネットで番組に対する同じような記事を幾つか見ましたが、
「そのニーズに応えるべき時に応えられない力の方が無様」であり、
最もそのニーズ自体が今の御時世、
その価値を見出せているのかどうかの話だと思うのです。
下らない3兄弟や、脳足りんな失言で自滅するカリスマ達の茶番劇。
こんなものが連日もてはやされる日本で、
こういった番組が放送されること自体に遙かに価値があるのではないでしょうか。
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- by MASATO KOIZUMI
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